仏政府、新型コロナ感染防止アプリの新バージョンをリリース

仏政府は10月22日、新型コロナ感染防止アプリ「StopCovid France」の新バージョン「TousAntiCovid」をリリースした。従来バージョンが普及しなかったため、政府は、新バージョンが普及して本格的に利用されることに期待している。
新バージョンも旧バージョンと同様、スマホのブルートゥース機能を利用して接触状況を把握し、感染があった場合に、同じくアプリを使用している接触者には通知がなされるという機能には基本的に変わりはない。
旧バージョンのダウンロード件数は270万回に留まっており、実際に使用中であるのはさらに少ないと見られる。旧バージョンによる通知実績も800人程度と少ない。
政府は、新バージョンの普及を後押しするため、最新の感染状況や検査施設のマップの表示、夜間外出禁止措置の適用除外を受けるための自主申告の証明書の作成など、便利な機能をアプリに追加。積極的な広報キャンペーンを展開する予定。オー・デジタル経済閣外相は、「TousAntiCovid」ユーザーは検査を優先的に受けられるようになると予告。レストラン等で顧客が連絡先を店舗に残す義務(最大警戒地区において導入)について、「TousAntiCovid」のユーザーには店舗側が免除を認めることも可能にして、利用する利益を高めることも予定されている。ただし、レストラン側が「TousAntiCovid」の利用を強制することは認められない。
このようなアプリは、普及率が60%を超えなければ有益ではないと言われている。仏政府は、「TousAntiCovid」は、数百万回のダウンロードを当面の目標として掲げている。なお、旧バージョンを使っている人は、アップデートで自動的に新バージョンに更新される。