仏で医療大麻の試験的使用が開始へ

仏保健省は10月9日、国内で医療大麻を試験的に使用することを許可するデクレ(政令)を公布した。2019年に下院で医療大麻の試験的使用に関する措置が認められたが、新型コロナウイルス危機の影響を受けて実施が遅れていた。医療大麻の試験使用は、明確に規定された条件に即して、3000人を対象に、2021年3月までに開始される。特定の形態の癲癇、神経因性疼痛、がんの化学療法の副作用が強い人、終末期医療を受けている人、多発性硬化症の患者など重篤な疾患を抱えている人に限定して医療大麻の使用が認められる。
なおフランスでは9月から麻薬の使用者に対する罰金は200ユーロの定額が導入された。この措置は主に大麻の使用者の取り締まりを目的としており、一般的な大麻の使用に対する風当たりは強まりつつある。