仏政府、新型コロナウイルス対策について新たな発表

ベラン保健相は10月1日、感染症対策で有名なパリのビシャ病院を訪問した機会に、新型コロナウイルスの感染状況を説明し、リール、リヨン、グルノーブル、トゥールーズ、サンテティエンヌの5都市で特に感染の拡大がみられるため、事態が改善しない場合、マルセイユと同じく「最大警戒レベル」に分類する可能性があると警告した。
政府は、10万人当たりの1週間での新規感染者数、60才以上の高齢者に関する10万人当たりの1週間での新規感染者数、救命救急センターにおける新型コロナ患者の病床占有率の3つの基準に基づいて(各基準の閾値は順に250人、100人、30%)、各地域を「警戒地区」、「警戒強化地区」、「最大警戒地区」の3つに分類している。「最大警戒地区」に分類される上記の都市では少なくとも1つの基準で閾値を超えている模様。
またパリは3つの基準についてすでに閾値を超えており(263人、105人、30-35%)、ベラン保健相は10月5日に同市を「最大警戒地区」に分類する可能性があると予告した。4日に状況の再評価を行った上で決定を下す予定。マルセイユではバーとレストランの強制的な休業が導入されて強い反発を招いたが、パリの場合には、レストランの休業を回避する方向で協議が進められている。