インフルエンザの予防接種キャンペーン、13日から開始

国内で10月13日からインフルエンザの予防接種キャンペーンが開始される。政府は、新型コロナウイルスと症状が似ているインフルエンザの予防接種を奨励するために、高リスク者(高齢者、慢性疾患を抱えている人)や医療従事者に対する広報活動を強化する。なお今年は昨年に引き続き、薬剤師がインフル予防接種を行うことができる。インフルの罹患者は例年200-600万人を数え、死亡者は1万人に上る。仏では予防接種に対する疑問の念が強く、2019年には1150万回分のワクチンが発注されたが、接種を受けたのは高リスク者の半分、医療従事者の三分の一にとどまり、60万回分のワクチンが廃棄処分となった。
仏政府は今年、ワクチンの製造を前年比で30%引き上げ、1550万回分とすることを製薬会社に要請した。仏インフルワクチン市場は、仏サノフィと米マイランが二分している。サノフィは、世界レベルで2億-2億5000万回分へ20-25%の増産を決めた。サノフィでは、予測データに基づいたウイルス株の製造を例年よりも1ヶ月前倒しで開始し、製造ラインの人員も増員することで増産に取り組んだ。