テレビにおけるダイバーシティの表現、相変わらず不十分

CSA(放送行政監督機関)は9月29日、テレビにおけるダイバーシティに関する年次報告書を公表した。各局の努力にもかかわらず、テレビ放送におけるダイバーシティの表現は進んでいないとする結果が得られた。
これによると、放送された人に占める「非白人」の割合は2019年に15%となり、これは前年までの17%に比べてむしろ後退した。報告書の公表が始まった2009年の13%と比べても改善はごくわずかに留まった。フランスでは、人種に依拠する公式統計が法律上の理由で禁止されていることから、人口の実勢との正確な比較はできないが、明らかに少ないものと考えられる。ほかの基準でも同様で、女性の割合はテレビでは39%で、人口比における52%と比べてはるかに低い。この割合は前年並みとなっており、2009年に比べると4ポイント上昇した。身障者は、公式統計によると人口の20%に上るが、テレビにおいては0.7%と低い。年齢別では、20才未満(人口比24%、テレビでは11%)と65才以上(人口比21%、テレビでは6%)が特に少なかった。