パリのラデファンス地区、「サイバーキャンパス」を開所へ

パリ副都心のラデファンス地区に「サイバーキャンパス」を設置する計画が発表された。これはイスラエルの国家サイバー局が運営するベエルシェバのサイバーセキュリティ研究開発特区「CyberSpark」にヒントを得たもので、ラデファンス地区の高層ビル「Eria」内に、2021年9月をめどに、企業(タレス、アトス、オレンジ、キャップジェミニ)、政府機関のAnssi(仏サイバーセキュリティ機関)、研究機関、ベンチャー企業、研修センターなどから4000人が参加し、サイバーセキュリティに関する共同プロジェクトを行う「サイバーキャンパス(Campus Cyber)」を開所する。また「サイバーキャンパス」はフランスの技術を世界に発信する場となることも期待される。
さらに次なる段階として、ベルサイユのサトリ地区に、より大きなスペースを必要とするプロジェクト(コネクティドカー、ドローン、組立ラインなどのサイバーセキュリティ)向けの拠点開設も計画される。
政府は新型コロナ危機に対応した大型経済対策の中で、サイバーセキュリティを優先課題に上げており、マクロン大統領は10月末までに、大予期な予算を伴うサイバーセキュリティ計画を発表する見通し。