パリの現代アートフェアFIAC、開催を中止

新型コロナウイルス危機の影響を受けて、世界各地でアートフェアの開催が中止されており、パリの現代アートフェアFIACも9月14日に開催中止が発表された。10月22日から25日の開催を予定していた。なお9月にはアート・パリが、出展者を減らし、FIACの会場でもあるグランパレ会場で入場者制限を行うことで開催に漕ぎ着けた。しかし米リード社が主催するFIACは外国からの参加者が多く、危機の影響を受けて米国からの出展者、顧客が渡仏できない状況から開催を中止した。国内のアートギャラリーを中心にして開催を求める声も出ていたが、FIAC側では、せっかく現代アートの主要国際フェアへ成長したのに、規模を縮小してまで開催することに消極的だったとされる。なおFIACのオフ・イベントであるAsiaNowやArtElyseesは予定通りの開催を発表した。
一方、パリ・フォトは11月12-15日の開催を維持すると表明している。このイベントもリード社が主催しており、仏出展者は多くはないが、フランスが写真の世界的市場であることもあって開催維持を決めた。