2020年9月15日 編集後記

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9月からの新学期開始で、早速学校でのクラスターの発生が観測されている。ロックダウン中の経験で、オンライン授業 だけでは落ちこぼれる生徒が増えてしまうことが確認されているだけに、オフラインで学校を再開しないわけにはいか ないのだろうが、多くが無症状のままに新型コロナのキャリアとなった子どもたちが家庭での感染源となり、祖父母や 父母を危険に陥れるというケースが頻発すれば、かなり悲劇的な事態を覚悟しなければならない。フランス政府は家族 から誕生日を祝われた高齢者がその直後に集中治療室に入院するという動画をTVで流して、家庭内での感染リスクに注 意を促しており、これは交通事故の悲惨な現場をなぞった動画をTVで流してきた戦略の応用だが、どこまで効果がある のか。。。親しい人間と身体的な接触を求めるという危険な習慣自体を封じてしまうべきだが、やはり無理かな。。。
ところで年少の生徒はともかく、大学やグランゼコールでもクラスターが発生しているは困ったものだ。キャンパス内 というより外での交流の再開に問題があるとみられている。実際、カフェやレストランのテラスでは多数の若者がマス クもせずに密集し、近距離で対面して、大声で話をしたり、笑い合ったりしているおぞましいシーンが一気に増えてお り、その中に感染者が一人でもいれば、クラスターの形成は当然の結果だろう。筆者のような高齢者はこういう野蛮な 群れを遠巻きにして近寄らないが、いい気持ちはしない。一応知的エリートなのだから、もう少し自覚を持って行動で きないものか、と苦々しく思うが、考えてみると、あれはむしろエリート意識や若さがもたらす尊大な行動なのかもし れない。その意味では、自覚に基づく確信犯的な感染拡大の企てではないだろうか?感染症危機のおかげで社会の強者 となった若者たちは、この機に老人たちを一気に厄介払いしようと意図的にテラスに群れているのだろうか?危険の芽 は早く摘まねばならない。マスク警察というのがあるぐらいだから高齢者による自衛のためのコロナ・テロがあってお かしくない。もし筆者が自動小銃を持っていたら、カフェのテラスが血の海になりそうだ。コロナは本当に危険だ (日々パラノの度合いが増す妄想の秋、である)。