ラクタリス、クラフト・ハインツの米チーズ事業を買収

仏乳業大手ラクタリスが米クラフト・ハインツの米チーズ事業を買収する。15日に発表された。
ラクタリスは、クラフト、Breakstone’s、Knudsen、Polly-O、Athenosなど一連のブランドのチーズ事業を買収する。ただし、フィラデルフィアは含まれていない。買収額は32億ドル(27億ユーロ)に上る。ラクタリスは米国国内の3ヵ所の工場を取得、買収事業の年商規模は18億ドル相当。ラクタリスは現在、米国に8ヵ所の工場を保有するが、買収事業を含めて、年商規模は35億ドルに達する。従業員数は現在2600人で、これにクラフトからの750人が加わる。買収には関係国の競争当局の許可が必要になり、2021年初頭の完了を目指す。
ラクタリスは2019年にもクラフトからカナダのチーズ事業(クラッカー・バレル)を買収している。今回の買収を経て、北米事業の年商規模は50億ユーロに上り、全社売上高の20%を占めることになる。米国のチーズ市場ではトップ10に入る。
ラクタリスはベニエ一族が経営する非上場企業。資産買収を通じて世界大手に育った。