迷惑駐車検挙にナンバープレート自動読み取りの利用は違法=CNIL判断

仏CNIL(個人情報保護機関)は25日、迷惑駐車行為等の検挙にナンバープレートの自動読み取り・撮影技術を用いるのは現行法令に違反するとの見解を公表した。この種の利用を市営警察を通じて行っている4つの自治体に対して、停止を求める催告を行ったことをあわせて明らかにした。自治体名は公表されていない。
ナンバープレートを自動的に読み取り、記録する技術は、路上駐車の料金徴収の目的では利用が法令により認められている。通常、パトカーに関連機器を搭載し、街路を巡回する際に網羅的にナンバープレートを読み取り、撮影の上でデータを記録する方式が採用されている。CNILはこの技術について、幅広く利用した場合、市民各人の移動の様子を逐一監視する手段になりうると判断し、その利用を制限するべきだとの立場を示している。CNILは、2009年4月14日付の省令(アレテ)を根拠として、現行法令下においては、市営警察が駐車料金の徴収以外の目的で利用することは認められていないと指摘し、4自治体に対して、利用を停止するよう求めた。