新型コロナ、フランス人女性の化粧にも影響

8月25日付の仏レゼコー紙によると、新型コロナウイルス危機の影響を受けて、化粧品部門でもその消費傾向に変化が出始めている。NPDの調査によると、マクス着用を背景に高級口紅の販売が4月に58%減少したのに対して、マスカラの販売は150%増加した。また外出制限の導入後に実施されたIFOPの調査では、日常的にメイクするフランス人女性は3年前の42%から21%ヘまで後退した。化粧品の販売については、化粧品店や免税店の閉鎖により、オンラインでの高級化粧品の販売は4月に急増した。この傾向は今後も続くものと予想される。
SNSやインフルエンサーの影響、新たなコンセプトを打ち出す新興ブランドの増加を受けて、化粧品市場はこの数年、変化しつつあったが、新型コロナ危機がこの傾向に拍車をかけた。フランス人女性は化粧品購入を必須製品に絞り込み、特に「ウェルネス」と「健康」に配慮した商品を優先するようになっているという。