マクロン政権、経済対策の発表を1週間延期

マクロン政権は、新型コロナウイルス危機を踏まえて準備した経済対策の発表を1週間延期することを決めた。9月初頭の発表となる。
マクロン大統領は、21日に休暇先のブレガンソン要塞にカステックス首相を呼んで会合を開いたが、この際に発表の延期を決めた。足元で新型コロナウイルスの感染拡大が目立っており、1日間の新規確認数が5000人を突破する事態となっているが、大統領らはこれを踏まえて、まずは感染防止の対策に全力を尽くす姿勢を示すことを選び、経済対策の発表は延期することを決めた。25日には大統領府で「防衛評議会」を開いて感染対策を検討、続いて26日に夏休み明けの初閣議を開いて対応を協議する。
経済対策について、首相府筋は、総額規模1000億ユーロ(うち300億ユーロがエコロジー移行支援向け)とする大筋に変更はないと説明。実施の日程にも変更はないとしている。なお、日曜紙JDDが23日付で発表した調査結果によると、カステックス首相の支持率は7ポイントの大幅低下を記録し、48%と過半数を割り込んでおり、政府への支持が薄れる中での夏休み明けとなる。