産金バリックのアフリカ戦略、世界級の大型鉱山買収に関心

ランドゴールド・リソーシズの買収によって米ニューモント・マイニングに次ぐ世界有数の産金企業へと成長したカナダのバリックは、アフリカで2020年に200万オンス以上の金生産を見込んでいる。アフリカ首位のアングロゴールド・アシャンティが2月に南アフリカの複数金鉱山をハーモニー・ゴールドに売却したため、バリックは今年、アフリカ首位に躍り出ることになる。金部門で真のアフリカ戦略を展開する唯一の企業でもある。
バリックは新型コロナウイルス危機の最中も、厳格な衛生措置の導入を余儀なくされたものの、生産ペースは落ちなかった。鉱山の幹部の大部分は地元の人材であり、外国人幹部の移動不可能が原因の困難にはそれほど遭遇しなかった。折からの金価格の上昇も有利に働き、バリックでは2020年に10億ドルから20億ドルのキャッシュフローを見込み、総額20億ドルに上る債務も2年以内に返済できる見通しとなっている。
アフリカでは特に、10年間にわたって年間50万オンス以上の生産が見込める世界級の大型金鉱山の買収・統合・資本協力に関心を持っており、投資機会を狙っている。また、銅部門への進出も検討している。
Jeune Afrique 2020年7月17日