政府は20日より、屋内の公共の空間におけるマスクの着用を義務化することを決めた。施行政令が公示された。
これまでは、公共交通機関(車中及び駅等の施設)内でのマスク着用が義務付けられており、飲食店においては、スタッフはマスク着用が義務、顧客は、店内を移動する際にマスク着用が義務付けられている。映画館と劇場においても、移動時のマスク着用が義務となっており、高齢者施設においては、訪問者のマスク着用が義務付けられている。政府は、新型コロナウイルスの感染が拡大する兆しを見せる中で、マスク着用に緩みが出ているのを問題視し、義務付けを強化することを決めた。具体的には、商店と屋内型の公設市場、美術館等の文化施設、銀行支店、地下駐車場において、20日からマスクの着用が義務化される。会社においては、状況に応じて対応を求めるが、会議においてはマスクの着用が義務付けられる。違反の場合は135ユーロの罰金が課される。