ダルマナン内相とデュポンモレティ法相の就任に女権団体が抗議

6日に発表されたカステックス内閣の人事に反対して、女権団体が7日に一連の抗議行動を行った。団体側は、ダルマナン内相とデュポンモレティ法相の就任に反対している。
ダルマナン新内相には強姦容疑が取り沙汰されている。捜査は一旦打ち切られていたが、最近に予備捜査再開の決定が下ったばかりだった。問題の事件は、元コールガールの女性が、自身の犯罪歴の削除を求めて保守政党の責任者だったダルマナン氏に近付き、性的供応に絡んで暴行を受けたと主張して訴えたというもので、一旦は捜査が打ち切られたが、手続き上の不備を理由に高裁弾劾部が最近に予備捜査のやり直しを命じていた。ダルマナン氏はもう一件、住宅斡旋の見返りに性的関係を強要したとの疑いで捜査の対象となったが、こちらは不起訴処分が確定している。女権団体側は、ダルマナン氏のような人物が内相になれば、DV被害者の保護などの警察の対応が後退すると主張し、ダルマナン氏の解任を要求している。
デュポンモレティ法相は、刑事事件専門の敏腕弁護士として活躍していたが、これまでに、MeTooのような運動に対する批判的な言説を展開。マクロン政権が行った「街頭での性的侮辱行為」を犯罪とする法改正に反対する立場を表明していた。女権団体の側では、強姦犯を弁護して無罪にしてきたような人物が法相になれば、被害者の声は聞き入れられなくなると非難している。