一夜にして自転車道が出現、パリ市民は困惑と怒り

7月2日付のルフィガロ紙によると、パリ市内では一夜にして自転車専用道が設置される事態が起き、計画を知らされていなかった周辺住民から困惑と怒りの声が上がっている。再選されたばかりのイダルゴ・パリ市長(社会党)はかねてより市内からの自動車追放を主張しており、新型コロナウイルス危機によるロックダウン中に、市内の自転車道を暫定的に50km追加すると発表、この計画に沿って自転車道の増設が進められている。例えば9区と10区にまたがるラファイエット通りでは6月30日から、3車線が1車線に減り、残った1車線はバスレーンと自転車道に挟まれる整備がなされた。また、パリ・サンラザール駅近くのアムステルダム通りも一夜にして、一方通行の2車線が自転車道と1車線(一方通行の方向を逆にした)へ変身した。自転車道の設置が交通渋滞や自転車と歩行者の間の事故の発生を招いていると報じられる。