モロッコ:2040年をめどに国内鉄道網の倍増を計画

モロッコ国鉄(ONCF)はこのほど、国内鉄道網整備に関する基本計画を更新し、現在全長2110kmの鉄道網を2040年までに全長4410kmに拡張する計画を明らかにした。投資額は約3750億ディルハム(390億ドル)と見積もられている。約30万人の雇用創出も期待できる。
計画によると、高速鉄道(マラケシュ・アガディール間、ラバト・フェス間、カサブランカ・マラケシュ間、フェス・ウジダ間など)は全長1100kmとなり、在来線は新たに1600km分が整備される。現在鉄道で結ばれてる港湾は6つ、国際空港は1つしかないが、将来的には12の港湾と15の国際空港が鉄道で結ばれる。また、人口10万人以上の43都市が鉄道網で結ばれ(現在は23)、人口の87%(同51%)がカバーされることになる。年間旅客数は2019年の3820万人から1億3200万人に増え、年間貨物取扱量も2019年の890万トンから2600万トンへと増加する見通し。
Agence Ecofin 2020年6月23日