仏政府、企業の衛生基準緩和を準備

政府は現在、企業における安全衛生基準の緩和策を準備している。レゼコー紙は6月23日付でその内容について報じた。
現在、企業(オフィス、店舗等)は、1人(従業員・来客等とも)につき床面積にして4平方メートルの最低限を確保しなければならない規定となっている。廊下や会議室などを差し引いた上で計算し、算出された人数を上限として、入場制限を適用する義務がある。これだと、上限はかなり低めになり、平常の業務に復帰するのは難しかった。準備中の政府案は、この制限を解除し、2人の人の間の距離を1メートル以上確保するとの規定に改めるという内容であるという。1メートル以上の距離を確保することができない状況である場合には、マスクの着用が義務付けられる。定期的な消毒(1日に1回以上、さらに同じ場所を共有する仕事の場合は交代の度ごと)と清掃、換気などの衛生規定の順守義務は継続される。人の流れを最適化するための仕組みの設置義務も継続される。可能な限りでテレワークを優先するとの原則も解除され、健康上のリスクが大きい従業員が求めた場合にテレワークの継続に応じる義務を設定する形に改められる。