アフリカ自由貿易圏、2021年1月以降の段階的実施が目標

今年7月1日より段階的な実施が予定されていたアフリカ自由貿易圏(AfCFTA)は、新型コロナウイルス危機を受けて延期が決まったが、AfCFTA事務局長はこのほど、アフリカCEOフォーラムが主催したオンラインセミナーの席上、2021年1月1日よりの実施を目指すと明らかにした。AfCFTAの設置合意は2019年5月に発効し、アフリカ55ヵ国中エリトリアを除く54ヵ国が調印、28ヵ国が批准を済ませている。AfCFTA事務局長は、コロナ危機後のアフリカ経済再建において自由貿易圏は重要な役割を占めると強調し、実現に向けてさらなる努力を呼びかけた。
自由貿易圏の設置でアフリカ諸国間の貿易拡大が期待される中、アフリカ輸出入銀行(Afreximbank)は2025年までにアフリカ諸国間貿易に300億ドルを投入する方針を示している。同行は2015年から2019年までに総額300億ドル、うち150億ドルをアフリカ諸国間貿易に投入しており、アフリカ諸国間貿易への拠出額は倍増することになる。
Jeune Afrique 2020年6月12日、La Tribune Afrique 2020年6月16日