パリのイダルゴ市長、最高時速30kmの一般化を選挙公約に掲げる

パリ市議会選に立候補する現職のイダルゴ市長(社会党)は6月16日、28日に行われる決選投票における選挙協力を決めた環境政党EELVと共同で、新たな選挙綱領を発表した。市内の車両乗り入れへの制約を強化する措置が盛り込まれた。具体的には、最高速度を市内で一律30km(幹線道路を除く)とし、ぺリフェリック(環状自動車専用道)でも50km(これまでは70km)に引き下げることを提案した。
イダルゴ市長は、5年前に、2020年までに市内の90%の道路で最高時速を30kmに制限すると予告していたが、これは達成されなかった。今回、環境政党との連携により環境政策を公約の主眼に据えるとともに、市内のディーゼル車の乗り入れを2024年までに禁止すると改めて予告した。市当局は、新型コロナウイルス危機の影響を受けて、歩道の拡張や車両乗り入れ区間の設定、自転車専用道の整備などの臨時措置を進めたが、イダルゴ市長は、これを恒久化することも約束した。また、向こう5年間で市内の路上駐車スペースを半減するとも予告した。