仏国民のネット使用時間、外出制限下で急増

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仏調査会社メディアメトリが6月3日に発表した統計によると、仏国民のインターネット(モバイル及び固定)使用時間は4月に日平均3時間に達し、前年同月比で46%増加した。一方、通話時間も1時間52分に達し、47%増。また、ネットを毎日利用した仏国民は4640万人で、全体の4分の3に達し、前年同月よりも150万人増加した。特に米大手が恩恵を受け、グーグルの日平均ユニーク・ビジター数は3900万人、フェイスブックは3100万人、YouTube(グーグル傘下)は2200万人に達した。次いで、WhatsApp(フェイスブック傘下)、Snapchat、インスタグラム(フェイスブック傘下)などが続いている。
米アマゾンや仏leboncoin、仏Cdiscountなどのオンラインショップや、仏メディアのフランス・アンフォ、ルフィガロ、ウエスト・フランス、BFMTV、ルモンド、ルパリジャン、20Minutesなども、アクセス数で上位を占めた。仏公共機関では、外出理由の証明書の雛形があった仏内務省のサイトが、impots.gouv.fr(税務署サイト)などを抑えてトップだった。