動物園、6月2日に営業再開へ

仏国内の動物園は、6月2日に営業再開する。ボーバル動物園園長で、200ヶ所の動物園(うち民間69施設)が加盟する仏動物園協会会長も務めるドゥロール氏は、動物保護という公共サービス提供の役割を負うことから国の支援が得られ、寄付などもあったことで、新型コロナウイルスの影響は短期的なものにとどまるだろうとの観測を示した。
動物園は外出制限措置を受けて、営業停止を余儀なくされ、入場料収入がゼロとなったにも関わらず動物達にかかる出費を負担する必要が生じた。しかし、従業員には一時帰休措置が適用されたほか、2020年補正予算には動物園への1700万ユーロの支援が盛り込まれた。この支援では、外出制限中の3月15日から5月15日までの期間の固定費のうち60%が保証される予定。一方、動物園側も寄付を募ったり、入場券の前倒し販売を通じて、資金確保に取り組んだ。しかし影響は大きく、ボーバル動物園は2019年に7500万ユーロの売上高を記録していたものの、2020年通年では4割の減収を見込んでいる。コロナ禍以前から苦境に陥っていた動物園もあり、動物保護という役割に根ざした新しいビジネスモデルを構築する必要性も指摘されている。