イケア、仏国内の全店舗を25日に再開

スウェーデンのイケア(家具販売)は25日、仏国内の全店舗を再開する。フランスでは5月11日から4万平米以下の小売店の営業禁止が解除されたが、イケアは十全な衛生安全措置を講じるためにこれまで実店舗の再開を控え、解除前から提供しているネット販売及びクリック&コレクトのみを継続していた。再開にあたりイケア仏子会社では、マスク、消毒用ジェル、フェイスシールド、手袋の購入などに250万ユーロを投じた。
来店者については、11日に再開したその他の大規模チェーン同様に、11歳以上に対してマスク着用を義務化する。入り口には消毒用ジェルのペダル式ディスペンサーを設置し、入店前の手の消毒を呼びかける。以前には来店者が休憩できるように店内に設置されていた椅子やソファーは取り除かれ、大人が買い物中に子供を遊ばせておけるプレイルームも閉鎖する。店内のレストランは、従業員向けの社食となり、一般客は利用できない。入店客数は、一度に600人までに制限する。店内各所にも客が利用できるジェルや消毒スプレーなどが用意される。ドアノブ、手すり、床は定期的に、カートは返却ごとに消毒、ショッピングバッグもウイルスの残存時間を考慮して、再利用に数時間の間隔をおくといった措置が講じられる。