アフリカ:米DFCが医療分野への投資を増強、民間含め50億ドル

米国際開発金融公社(DFC)は、アフリカを中心に医療分野に向こう3年間で50億ドルを投資する計画を盛り込んだ「健康と繁栄」イニシアチブを実施する。自己資金で20億ドルを拠出し、民間セクターに30億ドルの投資を促す。以前から準備が進められていたが、新型コロナウイルス禍を受けて医療部門への注目が高まっている中での実施となる。投資の一部はコロナ対策として医療設備、治療、ワクチン開発に振り向けられ、さらに、医療機器、医療技術、供給チェーンへの資金供給、医薬品の分野に投資される。米国とアフリカ諸国の貿易・投資の促進に期待がかかる。
アフリカ開発銀行(AfDB)のアデシナ総裁は数週間前に、アフリカ諸国に対して公衆衛生分野により多くを投資するよう呼びかけたばかり。中国に7000社、インドに1万1000社の製薬会社があるのに対して、アフリカには375社しかない。
DFCは米国海外民間投資公社(OPIC)の後継機関として、600億ドルの予算をもって 途上国の開発に取り組む。アフリカではエネルギー、テクノロジー、医療など150件以上のプロジェクトに70億ドル以上を投資している。
La Tribune Afrique 2020年5月11日