新型コロナの電話相談窓口、AIチャットボットが対応

新型コロナウイルス感染症の電話相談窓口「Allo Covid」(0.806.800.540)が27日にサービスを開始した。AIチャットボットがオペレーターに代わって対応する全自動のサービスとなる。
このサービスは、医学分野の公的研究機関INSERMとパリ大学医学部が、民間企業のe.Voyageurs SNCF(国鉄SNCFのデジタルサービス子会社)及びベンチャー企業のAllo-Mediaと協力して実現した。チャットボットは、症状や年齢、身長体重などについて質問してゆき、答えに応じて質問を変えていって、新型コロナウイルスの感染の可能性について判断を下し、「自宅待機」、「係りつけ医師の診断を受ける」、「15番(救急ダイヤル)に電話する」の3種類のアドバイスをする。5月11日の外出制限解除後には、「感染の疑いが高いので、検査センターに行ってください」というアドバイスも追加される。15才以上の人が利用できる。
窓口は同時に1000本の通話に対応できる。同様のサービスは既に、公設のインターネットサイト「maladiecoronavirus.fr」を通じて提供されているが、インターネットの利用に難がある高齢者などを念頭に、複数のチャンネルを確保する目的で新サービスが開発された。電話窓口が吸い上げた情報は、分析の上で当局機関に提供される。特に、通話者から郵便番号を聞き出すことで、特定の地域からの通話が増えたなどのデータを、クラスターの早期発見に役立てることができるという。