「シャルル・ド・ゴール」、乗組員の3分の1以上が新型コロナウイルスに感染

空母「シャルル・ド・ゴール」の乗組員の間で新型コロナウイルスの感染が広がった件で、軍隊省は、4月14日時点で同空母の艦隊の乗組員1767人を対象に検査を実施し、これまでに668人の感染を確認したと発表した。空母の乗組員数は1750人で、このほかに護衛艦1艦の乗組員が200人を数える。全体で2000人程度となるが、うち3分の1を超える乗組員が感染したことになる。検査結果はまだ全体の3割が出揃っておらず、さらに規模が大きくなる可能性がある。同艦隊は13日にトゥーロン港に帰還、乗組員のうち31人が入院し、うち1人が16日の時点で集中治療室に入院している。
数人の関係者が匿名で証言したところによると、艦隊は、外出制限が出される直前の3月中旬の時点でブレストに寄港。この時点で、疑わしい症状を呈していた者がおり、パンジェ艦長が上層部に作戦の中止を進言したが、聞き入れられなかったという。乗組員からは、軍の対応を批判する声も上がっているという。軍は、艦隊における新型コロナウイルス感染症の管理体制について調査を開始したと発表。調査結果を踏まえて必要な教訓を引き出すと約束している。