復活祭向けチョコ、新型コロナ危機で売行き不調

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

今年は復活祭が4月12日に訪れる。定番の卵、兎、雌鶏、鐘の形をしたチョコレートが売れる季節だが、今年は新型コロナウイルス危機による外出制限を受けて、状況は様変わりした。復活祭は、チョコレートの年間売上高の30%が集中する書き入れ時だが、復活祭のチョコレートの販売の8割を占めるスーパーマーケットでは、4月4日までの1週間で、販売が前年同期比で30-40%減少した。小売店とメーカーの合意により、復活祭の終了後も、3-4週間は販売を継続するという特別措置が講じられることになっている。チョコレート専門店では、店舗を閉鎖しているところも多いが、この機に店を開けたところでも売れ行きは悪いという。