政府、外出制限解除について検討

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

フィリップ首相は4月2日夜、民放TF1の報道番組に出演し、新型コロナウイルス対策について説明した。首相はこの機会に、外出制限解除について、どのような方法をとるか検討中であることを認めた上で、すぐに解除が実行されるということにはならないと述べて、安易に制限解除をあてにする考えを戒めた。外出制限は15日までの予定で出されているが、これが延長されるのは確実とみられている。外出制限が一度で完全に撤廃される可能性はないといい、大規模な検査の実施と、再感染を防止するための措置の導入と並行する形で段階的に進められるものと予想されるが、政府は今のところ、明確な展望を示していない。
首相はまた、今年のバカロレア(高校卒業資格)試験について、通常のような実施はできないと認めた。これについては、ブランケル教育相が3日に発表することになっている。
外出制限は3週目を迎えているが、感染がこのところ大きく増えたパリ首都圏では、6日(月)に入院患者数がピークを迎えるものと予想されている。集中治療室の入院患者数は2400人に達する。これは、外出制限の効果がよく浸透したと仮定した場合の予想であり、実効再生産数(1人の感染者数が感染させる2次感染者の数で示す)がパリ首都圏で1まで低下したと仮定しても、ピークは5月5日まで、2500人分の水準で長く続くという試算もある。