オランダの美術館でゴッホの絵画が盗難、新型コロナで休館中の事件

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オランダのシンガー・ラーレン美術館(アムステルダム近郊)で、ゴッホの絵画「春のニューネンの牧師館の庭」(1884年作)が盗難された。3月30日未明に盗難された。この絵画の評価額は推定で100万-600万ユーロという。
同美術館は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休館中だった。犯人は、美術館の玄関扉を壊して侵入。盗難防止アラームが鳴った直後に警備員が駆けつけたが、犯人はすでに姿を消していたという。盗難された作品は、同美術館で開かれた特別展のために、フローニンゲン美術館から貸し出されていた。