新型肺炎:感染確認数、18日に新記録

フランスでは3月18日の1日間で、新たに1404人に新型肺炎の感染が確認された。感染が始まって以来で1日間としては最大の増加を記録した。累積の罹患者数は9134人に達した。
18日には新たに89人が死亡。累積の死亡者数は264人に達した。死亡者のうち7%が65才未満となっており、高齢者だけでなく、より若い世代でも死亡に至る場合があることが明らかになっている。現時点での入院者数は3626人で、うち931人が集中治療室で治療を受けている。感染が目立つグランテスト地域圏に加えて、パリ首都圏でも収容能力が飽和状態に近づきつつあり、感染拡大のピーク時における規模をできるだけ小さくすることで、病院が対応力が維持されるようにすることが当面の課題となっている。当局は、咳や発熱などの症状が出た人に対して、救急医療ダイヤル「15」ではなく、係りつけ医師に電話で相談するよう呼びかけている。病院へは行かず、自宅で数日間静養すれば治ることが多いとし、呼吸困難など病状が悪化した場合には迷わず「15」番に連絡するよう指示している。また、抗炎症剤配合の総合感冒薬は服用せず、服用するならばパラセタモル(アセトアミノフェン)にするよう呼びかけている。
9134人の罹患者のうち、治癒した人も1000人を超えた。日刊紙ルパリジャンは19日付で治癒した人々の体験談を紹介しつつ、後遺症も残らず、ほとんどの場合は順調に回復するとして、過度の恐怖を抱いてはならないと説明している。同時に、医療関係者が置かれている厳しい状況を少しでも軽減できるよう、外出制限を遵守するなど感染予防に努めるよう呼びかけた。