統一市町村選挙の第1回投票、15日に予定通りに実施へ

フランスでは3月15日に統一市町村選挙の第1回投票が行われる。新型コロナウイルスの感染が広がる中でも、政府は予定通りに投票を行う方針を確認している。
感染への懸念で有権者が投票を手控える恐れがあることから、全国の投票所においては、安全性確保のための努力をアピールして、有権者に足を運んでもらえるようにすることが課題となる。電子投票機を導入した投票所の場合は、投票機を介した物理的な接触が密になることから、特に注意が必要となる。適切な消毒液の選択と確保などの準備が進められている。待ち時間が長いと、人々が近い距離にいる時間も長くなり、感染のリスクも高まることから、投票時間を長くするなどの対策を講じる投票所もある。投票は、有権者カードの提示、台帳への署名、投票用紙と投票用封筒の受け取り、個別スペースでの投票用紙の封入、封筒の投函という流れで行われるが、有権者カードの提示時に接触を伴わないようにする、台帳への署名用ペンを使用する度に消毒する、手指消毒を各段階において行う、などの対策が準備されている。署名用のペンを持参するよう呼びかける動きもある。不在者投票に相当する代理人による投票制度の利用促進も対策の一つで、その登録を行うには警察署に出向く必要があるが、今回は特別に、高齢者施設の責任者による登録代行が認められるなど、基準が緩和された。
世論調査によると、有権者のうち28%が、新型ウイルスを理由として投票を見合わせるかもしれない、と回答している。25-34才の層では25%が投票に行かないと答えており、逆に、65才超ではこの割合は11%に過ぎない。