フルニレ受刑者、エステル・ムーザンちゃん失踪事件で犯行を自供

2003年1月にゲルマント市(セーヌエマルヌ県)で失踪したエステル・ムーザンちゃん(当時9才)の事件で、一連の女児の連続誘拐・殺人で終身刑の判決を受けているミシェル・フルニレ受刑者(77)が7日に行われた取り調べの際に犯行を自供した。捜査当局筋が明らかにした。
フルニレ受刑者は、2003年に逮捕され、フランスとベルギーで犯した7人の誘拐・殺人事件について終身刑の判決を受けている。エステルちゃんの事件については、これまで関与を認めていなかったが、事件当時の妻で犯行に協力していたモニク・オリビエが、去る11月の時点でフルニレ受刑者のアリバイを崩す証言をしており、これが自供の決め手になった。フルニレ受刑者は、犯行の当日に、ベルギーの自宅から息子に電話をかけたことを根拠に、犯行を否定していたが、モニク・オリビエは、電話をかけたのが自分であることを証言。犯人はフルニレ受刑者だと思うとも証言したという。フルニレ受刑者は、去る11月の時点では、「記憶障害があり覚えていないが、やったというならやったのかもしれない」という趣旨の供述をしていたが、モニク・オリビエはこの3月の事情聴取でも同じ供述を繰り返し、フルニレ受刑者も明確に犯行を認めたという。ただ、遺体の場所や犯行の詳細については沈黙を守っているといい、当局は慎重な態度で捜査を進めているという。