仏国内の工場、10年間で様変わり

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

調査会社トレンデオの調べによると、仏国内の工場数は2019年に差し引き後で12ヵ所の純減となった。工場数は2016年以来、3年連続で純増を記録していたが、2019年には再び減少に転じた。2019年までの10年間の推移を見ると、純減数は575ヵ所となった。
部門別にみると推移には大きな違いがある。廃棄物処理部門は114の純増を記録。「電力・ガスの製造及び配給」も92の純増を記録した。このほか、航空宇宙が24増、エンジニアリングが18増を記録した。逆に、純減幅が最も大きかったのが「金属加工」で、132減を記録。このほか、印刷が105減、家具が75減、ゴム・プラスチックが72減、繊維が69減をそれぞれ記録した。中間財の後退が特に目につく。また、自動車は48減、食品は50減となっており、後者は、農産品・食品の貿易収支が悪化していることとも連動している。半面、高級ブランド品の国内生産は好調で、皮革製品の製造に携わる雇用数は2010年以来で増加を続けている。
2019年には、工場における新規採用数は5万1966人となり、過去10年間で3番目に大きい数字を記録した。