農業経営体の10%がオーガニックに

政府系機関のアジャンス・ビオがまとめた集計によると、国内で2019年にオーガニック農業に転向した農業経営体の数は7023に上った。差し引き後で国内のオーガニック農業経営体は4万7000に上ったものとみられ、全国の農業経営体(46万ヵ所)に占める割合は10%を超えた。この割合は2018年には9.5%だった。オーガニック農業が営まれている農地面積は合計で230万ヘクタールとなり、国内の農地全体の約8.5%を占めた。経営体の数でみる割合よりも小さいのは、全体としてオーガニック農業経営体は規模が小さいところが多いことによる。
地域別に2019年の転向数を見ると、オクシタニー地域圏が1630件で最も多く、これにオーベルニュ・ローヌアルプが続いた。部門別では、穀類生産の転向が加速している。全体でみると、穀類耕作地に占めるオーガニック耕作地の割合は2018年時点で4%強とまだ少ないが、2013年の1%に比べて伸びている。オクシタニーやプロバンス・アルプ・コートダジュール地域圏ではこの割合は10%に達している。オーガニックへの転向により、肉類や牛乳は20-30%の価格上昇を見込め、小麦粉では実に100%の上昇を期待できるという。