仏政府、洗濯機にマイクロプラスチック用フィルターの設置を義務付けへ

ポワルソン環境閣外相は17日、洗濯機メーカーの代表を集めた会合を開いた。マイクロプラスチックを回収するフィルターを設置する義務の導入に関して、メーカー側と協議した。
この措置は、先に成立した循環経済法に基づいて導入される。この種の措置を導入するのは世界でも初めてという。洗濯時には、化学繊維を用いた衣服からマイクロプラスチックが発生。この種のプラスチックは、汚水処理場のフィルターを透過してしまい、主に海中に流入することになる。環境保護団体の試算によると、世界で毎年、海中に流入するプラスチック廃棄物950万トンのうち15-31%程度がマイクロプラスチックであるという。
仏政府は、2025年以降に販売される新品の洗濯機について、マイクロプラスチックを回収するためのフィルター設置を義務付ける方針だが、それよりも早く、そうした製品が発売されるよう、奨励金を支給することを計画している。
業界団体によると、フランスでは年間270万台程度の洗濯機が販売されている。洗濯機の世帯普及率は97%を超える。