外国人留学者数、フランスはドイツに抜かれて後退

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政府機関のキャンパス・フランスがまとめた集計によると、フランスは2017年時点で、外国人留学者数でドイツに抜かれて世界第5位に後退した。首位の3ヵ国(米国、英国、オーストラリア)に変化はない。キャンパス・フランスによれば、ドイツとの差はまだ約500人と小さい。ただ、フランスの国際的な誘致力の後退を示唆する兆候である可能性もある。
フランスでは、2007年から2017年にかけて、留学生数は32%増を記録したが、世界の留学生数は同じ時期に71%増を記録しており、相対的な地位は低下した。2018-19年度の留学生数は35万8000人となり、前年度比で4.3%の増加を記録。2013年から2018年の期間で見ると、46%の留学生がアフリカ出身で、欧州出身者は25%程度となっている。増加は特に、モロッコ、アルジェリア、コートジボワール出身者で顕著だった。半面、中国人留学生はこの5年間で6%の減少を記録しており、減少は足元で加速している。