スローコスメ、売上高が急増

仏レゼコー紙は2月11日付けで、ベルギー人のアロマセラピストが2012年に開始した「スローコスメ」運動を紹介。スローコスメは、環境や体に優しい化粧品のリーズナブルな利用を奨励することを狙っている。スローコスメの提唱者が創設した国際団体は、世界10カ国の219ブランドを「スローコスメ」として認定し、この中にはフランスでは、コルシカ島のRealia(柑橘類のエッセンス)、ブルターニュ地方のSymphytum(植物の根を使った化粧品)、パリのAtelier Populaire(石鹸)なども入る。スローコスメの市場規模はまだ小さく、年商が500万ユーロ未満の小企業が大半を占めるものの、売上高は伸びている。スローコスメの団体によると、認定済みブランドの2019年1-6月期の売上高は前年同期比で31%急増した。パラベン(防腐剤)や内分泌攪乱化学物質に対する懸念の高まりから、トレーサビリティが保証される化粧品への需要増が背景にある。スローコスメは地域ブランドが多く、薬局、オーガニック店、インターネットが主要な販売経路となっている。