フィリップ首相、ルアーブル市議会選に出馬を表明

フィリップ首相は31日、ルアーブル市で開かれる市議会選挙のミーティングに出席する機会に、選挙への出馬を正式に明らかにする。首相はこれを前に、同日発売の地方紙パリ・ノルマンディ等に対して、出馬の意向を確認した。
フィリップ首相は保守政党「共和党」に所属していた2010年にルアーブル市市長に就任。2014年の市議会選挙では第1回投票で52%の得票率を達成し、決選投票を待たずに再選を決めていた。2017年に発足したマクロン政権で首相に就任以来、市長職は助役に譲ったが、市議の兼務は続けている。
首相は31日に公表されたインタビューの中で、市議会選には筆頭候補として出馬すると説明。当選の場合、市長職は現職のガスティエンヌ市長に譲り、マクロン大統領の信任が続く限り、首相職を続ける、と説明した。
フィリップ首相は、逆風の中で年金改革を進めたが、自らの政治的な正統性を選挙において固め直すことを狙って、出馬を決めたものと見られる。ただ、年金改革反対派がこの選挙を政府批判を表明する手段と見据えて肩入れするのは必至で、首相にとって厳しい戦いになる恐れもある。