ボルドーワイン、販促キャンペーンを開始へ

ボルドーワイン委員会(CIVB)は、ブドウ農家の守護聖人である聖バンサンを祝う機会に、ボルドーワインの販売低迷を挽回することを目指し、1月24-25日に仏全国の販売店でブドウ農家及びワイン卸売の1300人超が参加する大々的な販促キャンペーンを企画した。ボルドーワインの販売は2年来、数量及び価格ベースで減少を記録している。CIVBでは、生産量が年500万ヘクトリットルに対して、400万ヘクトリットルしか販売量がないという状況が続いているとし、危機感を強めている。ボルドーワインは2017年の霜被害による品不足を背景に価格が上昇し、国内での市場シェアを後退させた。売上高の52%をあげる輸出でも、中国への輸出が好調であったこともあって、イタリアなどの他国からの攻勢への対応が不十分で市場シェアを減らした。販売低迷の要因としては、ボルドーワインはその85%を赤ワインを占めるが、赤ワイン離れが進んだこと、ボルドーワインの銘柄表示が複雑でわかりにくいこと、オーガニックワインへの取り組みが遅れたことなどが挙げられる。国内量販店では1本平均で5.8ユーロで販売されているにも関わらず、ボルドーワインは高いというイメージが定着しており、これを払拭する必要があることが指摘される。