ビダル高等教育相、教員・研究者の賃上げを予告

ビダル高等教育相は1月21日、高等教育・研究部門の代表を集めた新年の挨拶の機会に、教員・研究者の賃金引き上げに取り組む考えを明らかにした。手始めに、2021年予算において、1億1800万ユーロの増額を盛り込むという。
予算増額は、政府が準備する研究部門多年次予算法案の枠内で行われる。レゼコー紙の報道によれば、増額分は7-10年の期間に100億ユーロに相当。増給・手当の支給に充当される。このほかに、研究事業への政府予算外の公的資金の供給が拡大される。
ビダル高等教育相は特に、准教授及び研究主任について、2021年時点で給与最低限を法定最低賃金(SMIC)の2倍とする(現在は1.3-1.4倍)ことを目標に設定。それ以外の増給には同年に9200万ユーロを振り向けると説明した。同相は、公的研究部門の人材確保を容易にする待遇の実現を目指す意欲を示したが、組合側はさらに踏み込んだ構造的な改革を要求している。