極右RNのマリーヌ・ルペン党首、2022年の大統領選への出馬意志を表明

極右政党RN(旧FN)のマリーヌ・ルペン党首は1月16日に開いた新年の記者会見の機会に、2022年の大統領選に立候補する意向を表明した。大統領選への出馬は既定事項ではあるが、早い段階で明確に出馬の意志を表明することで、マクロン大統領の再選を阻むことができる最有力候補としての立場をアピールすることを狙った。
マリーヌ・ルペン党首は、2012年と2017年の大統領選挙に出馬、うち2017年の前回大統領選挙では決選投票をマクロン現大統領と争った。次回の大統領選では、真の意味での野党候補は自らのみと位置付けて、反マクロン勢力を糾合する立ち位置を確保することを狙っており、16日の記者会見においても、保守野党の共和党の有権者らに対して、共和党の上層部はマクロン大統領と癒着している旨の主張を展開、目を覚まして反マクロンの動きに合流するよう呼びかけた。マリーヌ・ルペン党首は、「エリート層」と「民衆層」に国を二分し、自らは「民衆層」の唯一のリーダーを名乗ることで、多数派を糾合しようと目論んでいる。年金改革反対運動などを追い風にしたい考えで、どの程度の支持を取り付けられるかが今後の勝負となる。