パリの美術館の入場者数、2019年には前年並みに

2019年のパリの美術館の入場者数は、「黄色蛍光ベスト運動」や公共交通部門のストなどの影響にもかかわらず、前年並みとなった。美術館毎では、オルセー美術館の入場者数は365万人超に達し、前年比で11%増加した。オランジュリー美術館も、入場者数100万人超(前年比3%増)を達成し、2006年の営業再開以来で最高を記録した。フランス軍事博物館(オテル・デ・ザンバリッドの一部)の入場者数も前年比3.6%増の125万人に達した。シテ科学産業博物館の入場者数も、開館以来最高の237万人(前年比8%増)に達した。科学技術博物館「発見の殿堂」も、入場者数54万5000人(前年比15%増)を数えた。一方、ルーブル美術館の入場者数は、前年より6%減少したが、960万人を突破した。うち外国人が75%に達した。ポンピドー・センターの入場者数は327万人で、8%減だった。ストや交通機関における問題により開館時間が短縮されたのが響いた。プティ・パレやグラン・パレなどシャンゼリゼ大通りに近い美術館は、「黄色蛍光ベスト運動」の影響を受け、軒並み入場者数を減らした。ケ・ブランリ美術館も、最寄りの地下鉄駅での工事の影響を受け、入場者数が減少した。