アジア系の移民2世は成績優秀=調査結果

アジア系の移民2世が学業でより高い成績を収めていることを示す調査結果がこのほど発表された。教育省の刊行物に掲載された。
この調査は、2007年に中学1年生(日本の小学6年生に相当)となった3万人の生徒を対象に、2016年までの期間について追跡する形で行われた。両親とも移民である子供について、出身と性別によりどの程度の違いが出るかを調べた。これによると、フランス人の場合、バカロレア(高校卒業資格)取得率は、男子が75%、女子が85%だが、アジア系は男子が88%、女子が92%で、他の出身者(いずれもフランス人より低め)と比べても高かった。アジア系の場合、非職業系のバカロレアの取得者が占める割合が、女子で63%(全体より12ポイント高)、男子で52%(全体より14ポイント高)と高く、特に学力が高いとみなされている科学系バカロレアが占める割合も、女子で36%、男子で42%と高い。これとは別に、女子の方が男子よりも学業で成功する傾向が高いことは、出身別によらずに全体的に観察される事実である。
なぜアジア系の成績が高いのかは明らかではないが、中国や韓国などがPISA調査で成績が高いのと同じような理由(反復が多い規律を重んじる学習方法、両親の圧力や権威に従順であるなどの文化的要因)が介在しているとの指摘もある。
ルフィガロ6日9ページ