パリのノートルダム寺院、再建作業用の巨大クレーンが設置に

火災で屋根部分が焼失したパリのノートルダム寺院で、再建作業用の巨大クレーンの設置が完了した。工事の全期間に渡り活躍する。
設置されたのはタワークレーンで、全高が75メートル。ノートルダム寺院の南側に位置する公園内に分解されて搬入され、組み立てられた。吊り上げ荷重は8トンに上る。クレーンは、大手のUperioグループが提供。この現場のための特別製で、大聖堂を見下ろす形で作業を行うことができる。現在、この種のクレーンとしては欧州で最も高いものであるという。
現在、再建に向けた工事は、大聖堂に組まれていた足場を撤去する作業が開始されるところまで至っている。火災時には、尖塔を修復する目的で足場が組まれていたが、これが火災を経て変形し、一部は溶解している。これを完全に撤去することが、建物の安全性を確保し、再建工事を始める上で大前提となる。巨大クレーンはまず、足場を一本ずつ撤去してゆく作業に貢献する。その後も引き続き、屋根組み再建の工事に活躍する。