パラセタモール、アスピリンなどへの薬局販売に関する規制開始へ

仏医薬品当局(ANSM)は12月17日、解熱鎮痛薬のパラセタモール及び非ステロイド性抗炎症薬のアセチルサリチル酸(独バイエルが開発したアスピリン)やイブプロフェンを成分とする医薬品の薬局販売について、カウンターの後ろ側など客が自由に手に取れないような場所に置いて販売する措置を発表した。実施は2020年1月15日から。これらの医薬品は処方箋なしで購入でき、これまでは客が薬局で自由に手に取れる場所に置かれ購入できた。ANSMでは、薬剤師及び販売員による販売を通じて、これらの医薬品の過剰服用リスクの回避を狙っている。なおパラセタモールの服用は、健康な成人(体重50kg以上)で日3グラム(6時間おきに1グラムの服用)に制限されている。
ANSMでは、医薬品を客が自由に手に取れない場所に置くことにより、情報提供が必要な医薬品を増やす意向で、アルファ・アミラーゼを含む医薬品(喉の痛み止めのMaxilase)、風邪薬に使われる血管収縮薬などを候補に挙げている。