スナップのスピーゲルCEO、フランス国籍を取得

仏経済紙レゼコーが12月17日付で報じたところによると、スナップ(スナップチャットの事業会社)の共同創設者兼CEOであるエバン・スピーゲル氏が2018年9月にフランス国籍を取得した。スピーゲル氏は、血統上も、また血縁上(夫人はオーストラリア出身のモデル、ミランダ・カーさん)も、フランスと無縁だが、「フランスの世界的な評判と、国際的な経済関係上の発展に貢献したフランス語を話す外国人」に国籍を付与する制度を利用して帰化申請を行い、国籍を取得したという。1才半の息子であるハートちゃんも同時に国籍を取得した。ちなみに、この制度の利用はごく少なく、年間で申請が10件から20件程度であるという。
フランスのオー・デジタル経済閣外相は、拡張現実の分野におけるフランスの技術力に対して同氏が関心を持っていることを理由に、国籍の付与に応じたと説明している。スナップのヘンダーソン広報部長によれば、スピーゲル氏はフランスひいきで、数年前からフランス語も学んでいる。ただし、居住者ではなく、住居も保有していない。なお、スナップチャットは2017年に、この分野の仏ベンチャー企業Zenlyを3億ドルで買収しており、同じく仏社のPopsやClay AIRとも提携関係にある。スピーゲル氏は年間に数回、パリを訪れて、有望なスタートアップ企業との交流を重ねているという。