フランス:使い捨てプラスチック製品を2040年までに全廃、下院が修正案を採択

下院は9日、浪費防止対策をまとめた法案の審議の際に、2040年までに使い捨てプラスチック製品を全面禁止とする旨を定める条項を採択した。与党議員が提出した修正案の形で条項が追加された。
プラスチックによる海洋汚染対策などを名目に、欧州連合(EU)は2021年までに、綿棒やコップ、皿やストローなどといった一部の使い捨てプラスチック製品の使用を禁止することを決めている。その延長上として、すべての使い捨て製品を禁止する方針を打ち出した。
環境保護団体のゼロ・ウェイストによると、フランスでは、年間500万トンのプラスチック製品が消費されており、うち350万トンが短いスパンで廃棄物となっている。リサイクルルートに乗らない廃棄物も多い。全面禁止措置は目標として設定されたもので、法的な拘束力はない。環境団体の側は特に、2040年では遅すぎると主張。それよりも、例えば、メーカーに、リユース可能な容器を一定の割合以上にすることを義務付けるといった方策が、足元では有効な成果を挙げると指摘している。