メランション下院議員(LFI)に有罪判決

ボビニー地裁は9日、左翼政党「不服従のフランス(LFI)」のメランション下院議員に執行猶予付き禁固3ヵ月の有罪判決を言い渡した。2018年10月に党本部で行われた家宅捜索の際に、「司法官らに対する威嚇行為、反逆行為及び反逆行為を惹起する行為」があったと認めた。
メランション下院議員と党は、選挙資金規正法違反や架空雇用などの疑いで2018年10月に当局による捜索の対象となった。メランション議員はその際に、党関係者らと徒党を組んで警察官らに詰め寄り、「私に触れるな。私は神聖だ。共和国とは私のことだ」と激高して怒鳴るなどした。一部始終はメランション議員の指示により撮影されており、事実関係そのものに異論の余地はない。その場にいた党関係者のうち3人も、2000-7000ユーロの罰金刑を言い渡された。
メランション下院議員は、捜査は政治的な目的で反対派を排除するために行われた陰謀だと主張。有罪判決については「これで自分も反逆者と公式に認定された」などと言明。量刑が小さいこともあり、控訴はしない可能性が高いという。家宅捜索の目的だった政治資金規正法違反(2018年の大統領選におけるメランション候補陣営の違反容疑)等の捜査は、現在も継続して進められている。