スーラージュの特別展、ルーブルとポンピドーセンターで開催

仏現代画家のピエール・スーラージュが12月24日に100才の誕生日を迎える。これにあわせて、パリのルーブル美術館とポンピドーセンターで特別展が開催される。いずれも12月11日から3月9日までの開催となる。
スーラージュは一貫して黒にこだわり続けて、様々なニュアンスの黒による表現の可能性を追求してきた。絵画に彫刻のような物体としての存在感を与えるその作風は、現代芸術が到達した表現性の突出した例として、高く評価されている。ポンピドーセンターの特別展は14点の絵画を展示。うち7点が1950年代に制作の個人蔵の作品で、今回初めて一般公開される。ルーブル美術館は、ドゥノン翼にあるサロン・カレを会場に、80年に渡る長い創造活動を追う回顧展を開催。10月に完成した最新作までを展示。ルーブル美術館内で、現存の画家の回顧展が行われるのは、シャガールとピカソ(ともに当時90才)に続いてこれが3人目であり、大物アーティストにふさわしい厚遇となる。