PISA調査:フランスは平均並み、貧富の差による学力格差に改善見られず

経済協力開発機構(OECD)の生徒の学習到達度調査(PISA)の最新版が3日に発表された。フランスは、対象国中で平均よりわずかに高い程度の成績となり、停滞が続いた。「読解力」は493ポイントで23位、「数学的応用力」は495ポイントで25位、「科学的応用力」は493ポイントで24位だった。
フランスの場合は、生徒間の学力格差が問題点となっている。恵まれた層の生徒と、恵まれない層の生徒の間のポイント差は107と、対象国の平均である89ポイントを大きく上回っており、所得水準などの差が学力の差に直結する状況となっていることがわかる。この格差は2003年から2012年にかけては拡大傾向にあったが、今回の調査では前回並みの格差となり、格差の拡大には歯止めがかかったものの、大きく開いた差が縮まる気配はない。